ラノベ感想会~ガーリッシュナンバー 3~

本読みました。


先月の新刊です。
……と、その前にこの作品のことを覚えているでしょうか。
なんてクオリディアコードの時も同じことをやりましたけども。
時代はメディアミックスと言わんばかりに原作アニメ同時進行したもののさして評判にもならずに、消え…心に残り続けることを選択した作品ですね。
実際面白い部類ではあるけど特筆するほどは…って感じですしね。
渡航作品は原作の個性が強すぎてアニメ化向かないんだよなぁ。

今回はアニメでやってた話の裏話。
千歳視点ではなく百花、万葉、七海、はてには十和田Pに原作者先生まで様々な視点からアニメの各話が語られます。
アニメの内容ほとんど忘れてましたけどあぁこんな話あったなって感じ。

視点が変わってても概ねアニメで受けた印象とキャラが変わることもなかったですね。
裏側があるわけでもなくこんな感じなんだろうなっていうのそのまま書いてあった感じ。
アニメの描写が上手かったのかむしろアニメに合わせて原作が書いたのか。

アニメに至って千歳がダメになっているという理由は今回は書かれませんでしたね。
なんでいきなり勝ったなガハハになったのか。
なんか修羅がアニメ化したり小説もまだまだ続くらしいので今度は八重とか京の視点がありそうですね。
ソシャゲ魔人万葉はキャラ崩壊の危険がありますけど採用なんですか。

星よっつ。

今回はここまで。お相手はとりあえず盛り上げとく勝ったなガハハ!さぶでした。

ラノベ感想会~道-MEN 北海道を喰いに来た乙女~

本読みました。


アサウラ先生の新刊『道-MEN』です。
イラストレーターがベン・トーの時と同じでレーベル変わって再び共演、といったところ。
前々から楽しみだと叫び続けてきた本作のジャンルは北海道のグルメを喰らう異能バトルモノ。
グルメだけでなく異能バトルときた…ある意味ベン・トーと同じ路線と言えなくもない。

あらすじは20XX年、北海道が独立国として成立し日本と断交政策を取り続けていくばくか経過した。
そんな北海道でひそかに活動してたりしてなかったりする機密機関、道-MENのリーダー幸之助の元に密入国者の知らせが届く。
断交政策中の北海道にとっては密入国者はスパイ同然、しかし彼女は北海道のグルメを喰いにきただけと主張する。
その瞳と胃袋に偽りは見られない、そして北の大地を喰らう堂々巡りが始まる…

といったところ…異能バトル要素はどこだよ。
い、いや、冒頭あらすじにするとこんなんってだけで千葉や群馬の工作員が出るあたりではバッチリカーチェイスやら死合いしてますから…
もう工作員の頭に千葉とか群馬とかついてる時点でお察しですね。
この作品は北海道を舞台にして都道府県ネタマシマシのバトルが繰り広げられます。
具体的には敵の装備がピーナッツバター火炎瓶だったりこんにゃくアーマーだったりします。
それに対し道-MENは試されし大地北海道でのみ覚醒することがある遺伝子による異能を使って戦います。
ゆかり王国民にのみ許された空間転移能力、寒さより譲れないものがある鉄壁の足、運転が上手い等々。
なんか異能って感じがしないけどそこは道民ですし。
一応普通の銃器や得物も使うし戦闘描写はかなりガチなので、時折出てくる単語が奇妙なだけでふざけた空気など見られない。
その辺はかなりベン・トーっぽいというか。

そしてグルメ。
アサウラ作品の例に漏れず、というかこの作品はグルメがメインなので強烈な食事描写が全体にわたって展開されている。
やはりというかうまそうである。
ただの袋麺一つにしてもシチュと語り、キャラの反応、こだわりをもってうまさを伝えてくる。
目の前に確かにキャラが食べている物が浮かび上がってくるようで、これが文章だというのだから毎度驚かされる。
しかし北海道の魅力を知るにはこの一冊ですら足りないらしい。こわ。

作品のメイン要素について語ってきましたが、今度はラノベのメイン要素シナリオとキャラについて。
シナリオは起伏控えめで一直線に進んでいくいつもの感じ。
この作者は間の描写がすさまじいのもありますが気づいたら終わっているんですよね。
それで読後感が悪いってわけではないですが世界設定やキャラ描写に比べたんぱくに感じるかもしれません。

キャラは主人公幸之助を中心にどのキャラも魅力的。
英雄都市のロリ優遇がこちらに引き継がれているのかヒロインでは茶花が目立ってます。
恋愛描写はあんまり持ち込んでこない系作者なので薄味ですけどね。
それよりも主人公とその相棒建三の趣向が近すぎて将来的に主人公に彼女ができたら殺し合うことになる、なぜなら建三は人妻キチだから、それを防ぐためには建三を先に殺せる茶花が主人公とくっつくべきという設定があまりにも強い。
そんな友情見たことないよ。

総合的に見てキャラも文章も設定も際立っていてまたこの人はとんでもないものを生み出すなぁと思わされる作品。
ふざけた設定が目立ちますが結構簡単に人が死んだりして殺伐とした独立国北海道が描かれてます。
一応ギャグラノベというジャンルでありながらも作中人物がふざけているというわけではない、というのがこの作者の特徴でしょうか。
グルメと試されし北海道な人々を描いたこの作品、ぜひ召し上がってみてください。

星いつつ。

今回はここまで。お相手は飛び級秀才ということが忘れ去られしめろん、さぶでした。

ラノベ感想会~女神の勇者を倒すゲスな方法2 「返事がない、ただの聖女のようだ」~

夜にアウトプット作業とか無理なので適当にちょちょいといじる系の作業を用意しておきたいド平日。
だって脳が働かないから…逆に単調作業はいくらでもはかどりそうなんですけどね。
これぞ脳死プレイ。今日も諦めて脳みそやわらかくしよう。

本読みました。

まさかの…と言っては失礼な気がしますが2巻が出てました。
前回から3か月で出てるのでちょい早め。カクヨムで書いていたことを考えると妥当なのかな。
シナリオ構成や設定、動機がしっかりしてるだけにラノベとしてはキャラ要素が薄かった印象でしたが、果たしてどうなっているのか。

今回は赤髪の勇者を魔王軍に引き入れ、おいしいご飯を作るために農作業を始める所からのスタート。
豚が同族を喰らうことへの葛藤感じたり、リノ嬢@お友達いないやら、従者デートしていると新たな女神の勇者が現れる。
今度の勇者は枢機卿秘蔵の聖女と名高い魔法使い。
前回みたいにチョロくない聖女の攻略はそう簡単にはいかない…かくなる上はアイドルプロデュースだ!
というお話ですね。

とりあえずアイカツする風潮は置いておいてやはり今回も伏線の張り方やその回収は見事でした。
特に周りに言われてるだけであんまりゲスじゃない…?という印象だった主人公も今回ラストでゾクゾクするゲスを見せてくれるのは評価点。
あのくだりの台詞から聖女の反応まで実に良い描写でした。
アイカツパートでゲスゲス言われてるのとは全然違いますよ。やはり読者が引くくらいのことをやってくれねば!
章終わりの引きの文章みたいなのがあんまり仕事してないというか思わせぶりすぎて意味不明な物が多かったのはマイナス。

この作品の魔法の設定が好きだったりする。
魔法というのは決まった形が存在せず術者がイメージする形によって顕現され、そのイメージが明確であるほどその魔法も強くなる。
つまり思ったことはやろうと思えばなんでもできてしまうわけで想像力豊かであるほど優秀な魔法使いであると。
その設定が人物にも影響を与えていて魔法を上手く使うキャラは、想像力豊かな故に思い込みが激しいという所に現れていたりします。
漠然と魔法が上手いキャラ、というわけではなく世界設定からキャラの方へと影響を与えているのは良いですよね。

薄めだったキャラ描写も厚みが出てきました。
今回はリノ嬢がメインということで幾分気合いの入った描写。
そういえば元々この子のために勇者倒してるんだよな…と思い出す。
メイン以外がおざなりなところは変わりませんが…そういうのは巻を重ねるごとによくなるもんなのかな。

抜群に面白いとか圧倒的個性!というわけではないですがいい感じに面白い、という作品。
構成やキャラの動機がしっかりしてるだけで小説としてはすごく読みやすくなるんだということを感じさせられる。
こういう位置付けの作品は埋もれがちなので発見してると、うれしいね。

星よっつ。

今回はここまで。お相手はこの絵師さん知らなくても聖女のイラスト見ただけで欲望があふれているのを感じる…さぶでした。

ラノベ感想会~龍ヶ嬢七々々の埋蔵金12~

音ゲーの調子がよい。
ゲームはやっぱりやりこんで気持ち悪い動きができるのが醍醐味ですよね。
ACTSTG格ゲー音ゲー、この三つはプレイ時間かければかけるだけキモくなれるからなぁ…たまんなにあ。

本読みました。


去年末に出ていたはずですがいつまでたっても書店に並ばず最近ようやく発見しました。
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金、ついに最終巻になります。
アニメ化はしたものの完全にスルー、しかしちゃんとやることやって完結にもっていけたのは称賛に値すると思います。
今回でついに七々々殺人事件が解決と作中通して広げてきたテーマがついに収束していきます。
どんな終わらせ方にしていくのか期待をこめて読んでいったのですが…

色々未消化でしたね…
確かに作中テーマであった七々々ちゃんの殺人事件に関してはきっちり収集つけてくる。
前の巻読み返すとなんと!というところもあるのは見事ではあります。
しかしオチがそれ?というところもあってまた次回に繋げていく終わり方をしている。
つまり最終巻ではなかった。

全体を通して主人公重護というよりはGREAT7をはじめとする大人に焦点が当たっており正直盛り上がりに欠けるところがある。
そもそも七々々ちゃんが一番関わり深かったのはそいつらだから殺人事件の真相解明で焦点当たるのはまぁわかる。
しかし最初から最後まで頑張ってきたのは主人公達なんだからそこばっか出してもなぁという感じ。

最終巻だというのに主人公には一切の活躍の場が与えられていない。完全に脇役である。
この作品売りの遺跡探索もまさかの全カット。それはないよ…
最後である意味この主人公らしい見せ場、はあるんですけどらしさを重視したあまりすごく薄っぺらく思える演出になってしまっている。
第二の主人公たる天災ちゃんの推理シーンはあるけれども運命によって解けたとか言い出すし、本人もドヤ顔してないあたりやはりなんかカッチョイイ見せ場は与えられていない。
話の作りとか伏線回収には問題ないんだろうけどなんだかなぁ。

で、結局最終巻ではなかったわけですが次回からはまたゲーム編みたいなのが始まるんでしょうか。
しかし唯我部長や戦場さんなど今まで主要な人物だった連中もさらっと流されてしまうし、七々々コレクション集めの問題も放置されてしまっている。
前回といいレンガになるのを恐れて書かなかった感あるのがなんとも。
ファミ通文庫はここ最近有望な作家打ち切りで潰す傾向あるし、新人賞とかなんのために募集してるんでしょうか。
この作者の文章とか話は好きなんでもっと自由に書けるレーベルで仕事してくれればなぁ…

星みっつ。

今回はここまで。お相手はファンタジアとか…いいんじゃないですか…さぶでした。

ラノベ感想会~愛原そよぎのなやみごと 時を止める能力者にどうやったら勝てると思う?~

例大祭カタログとか出てあーもうそんな時期かと春の訪れを感じます。
今年は声月参が5月の1週目にあってそっちにはいきたいと思うけれども例大祭は…という感じなんですよね。
だって例大祭ってねぇ…年々運営が何やりたいんだかわからんことやってるし、一般参加したら決まったとこだけ回って帰るしかやることがない。
初参加の時はもっと頒布スペース広くて色んなとこ見て回れたんですけども。
申し込みサークルが減って島縮小したんじゃなくて変なブース設置するために縮小してるからなぁ…さてどうしようか。

本読みました。


愛原そよぎのなやみごと(以下略です。
先月末に出たファミ通文庫の新刊でございます。
発売前から目をつけていたのでニコニコ電子書籍で買おうと思ったらファミ通文庫取り扱ってないっていうね。どういうことですかニコニコさん。
カクヨムの賞をとった作品は今年入ってからちょくちょく文庫化されているのを見かけますね。
初めて見たのは女装主人公が男女かまわずハーレムを形成してしまうという作品で…カクヨムではなんか毛色が違う作品が流行ってるのかなという印象。
なろう発は随分最近まで買ってませんでしたが、わが友ファミ通文庫から出てるのでカクヨム作品は早々に押さえることになっております。

いつもの感想は追記から。
今回は致命的なネタバレあります。いつも通りだと思わないことだな!

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プロフィール

さんびぃ

Author:さんびぃ
イラスト描いたりゲームしたり、PCから離れられない生活をしているかと思えば突然お外に出てアクティブになったりするナマモノです。
趣味はさぶかる・麻雀・読書・小旅行・料理・お絵描き。
活動拠点はニコニコです。
色で表現すると染まりやすい

にこにこ静画:ユーザー
ぴくしぶ:プロフィール
ついった:@3535sunb
にこなま:さぶのゆゆゆ。
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