神メモ以来。

幻麻4連敗中…どうなってんの…
そんな負けたら魔幻想やっちゃうもんね!

とはいっても読書は別。
10日は電撃文庫の発売日、10日が休日だったんで今日買いに行きました。
その中で見つけた金賞の作品。

エーコと【トオル】と部活の時間。 (電撃文庫)エーコと【トオル】と部活の時間。 (電撃文庫)
(2013/02/09)
柳田狐狗狸

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電撃金賞受賞作。学園ミステリモノ。
他には入れ替わりとか眼中に無いファンタジーや異世界モノがありました。
賞関連の作品をどれか一冊買ってみようということで私はこの作品を手にとりました。

入れ替わりモノとで悩みましたが、学園という文字が入っている、それと比較的ミステリはハズレが少ない…というか似た作品が多いってことで選んでます。
なのでほとんど期待はしていないのです。
コミケ前にもやった衝動買いみたいなものです。

大まかなお話は、とある事件によって学校から嫌われ孤立した主人公のエーコ(仮称)がおせっかいの新人教師に連れられ部員無しの科学部に入る。
そして誰もいない科学室でエーコは喋る人体模型トオルと出会い、嫌々ながらもトオルとの放課後を過ごす。
そんな中、学校で人体発火現象が発生…事件に巻き込まれる、と。

話はひねくれたエーコの一人称視点で描かれます。
基本的に独りの視点で描かれているため情景描写や心理描写が細かいです。
人物描写もエーコの主観で書かれているので、評価や印象はエーコを通した表現となっています。
深くは踏み込まないエーコの性格が現れるため人物描写は薄くなっています。

登場キャラクターもエーコの交友関係が0に等しいので学園とは言っていますが、同級生やクラスの人はほとんど出ません。
メインは人体模型のトオル、軟派な軽部刑事、先生などですね。

科学部、ということで事件は科学っぽい人体発火現象。
作者は科学がそんなに得意ではないと書いていますが、エリノアより科学してるんだから舐めてはいけないです。
おなじみの酸化鉄+アルミホイルも登場します。

全体を見ると、展開のメリハリがしっかりしていました。
ミステリなので日常→事件→調査→再び事件→真相に気付く→一波乱→解決→エンディングという流れがあるのですが、この作品はこれにしっかり沿って話が進んでいく。
話の各所に様々な伏線を張りめぐらせて、最後にきれいに回収の流れは見事でした。

主人公のキャラは独自の路線を走っていていいなと思いました。
読者に全く媚びず、淡々とした語り口で話を進めていくんですよね。
事件のおかげで狂気じみていたり、おばあちゃんの名言を大切にしていたり。
クールでありながら時にアグレッシブ、色々キャラが立ってます。

お話は後腐れなくこの巻で完結しています。
特に明かされていないこともなく、すっきりとしたものです。
読む時に文の量で悩むことはあっても構成や展開で悩むことのない作品でした。

星よっつ。
期待していないと書きましたが、予想以上に面白くて満足。
ミステリ自体読むことが少ないので、続刊があれば読んでいきたいところ。

今回はここまで。お相手はレビュー記事はどうも時間がかかるさぶでした。

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イラスト描いたりゲームしたり、PCから離れられない生活をしているかと思えば突然お外に出てアクティブになったりするナマモノです。
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