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ラノベ感想会~ゴスロリ卓球~

本読みました。
蒼山サグ先生の新作『ゴスロリ卓球』
サグ先生のスポーツものは最高だぜという通りまたもやスポーツ。
ゴスロリというタイトルがまたアレなんですがロリはでません。でません。

ラノベでスポーツが厳しいのはいうまでもないですが、今回はそこに駆け引きや心理戦を突っ込んできている。
まさに作者が面白いと思ったものを突っ込んでくる。
ロリこそが持ち味と思われやすいですが、基本的にそういった好きなものを好きなように書くというスタイルこそが一貫している気がします。

本作はひょんなことから大量の負債を負ってしまったヒロインがヤミ金卓球にて奮闘するお話。ゴスロリで。
卓球にゴスロリ、という要素が明らかに取って付けた感あるだろとお思いでしょうがいやいやそんなことは。
ここで出てくるのが駆け引きや心理戦というところで、このヤミ金卓球は対戦中の選手のありとあらゆるデータがリアルタイムで表示される。
そしてそれに応じてレートや戦法を変えるという卓球外の戦いも存在する。
主人公はこのデータを元に戦う相方トレーダーという役割で卓球に関しては一級のヒロインを影でサポートしていくことになっています。
データを取るのに様々な機器があるがそんなものをつけて卓球をするなど不自然きわまりない、しかしゴスロリならすべてを覆い隠すことが可能であるという発想のもとこのゴスロリ卓球というものが行われている。

相変わらず狂人のような発想でぶっこんでくる。
作中のこういったルール提示や考察、説明は流れに沿って自然に行われていく。
特に導入からヤミ金卓球に巻き込まれていくまでの流れは見事。
本番の卓球の流れは少し駆け足なものの卓球内外の小さな盤面と大きな盤面の戦いは盛り上がるものがあります。

一応ラノベのお約束としてイチャコラ要素はありますがまぁ薄味というか邪魔にならんくらいで正直あってもなくてもこま。
妹要素は尺の都合でカットされたようでテンポのためゆえ致し方なしか。
サグ作品伝統の迷言および悟りの境地は珍しく見当たらず、強いて言えばゴスロリを卓球に混ぜ混んでくるあたりの老人の狂った発想くらいですかね。
ギャンブルは狂ってなければダメっ・・・!つまり狂人こそが正常であり今更悟りの境に達するなどありえぬということか。

なんか売れなきゃ厳しいとかまだ書きたいことがあるとか切羽詰まっている様子。
やっぱ趣味全開でベクトル切ってるから面白くても売れる要素が薄いから難しいんでしょうね。
アニメ化3回もした作家なのに売れないとはこれがラノベ産業・・・!

星よっつ。

今回はここまで。お相手はゴスロリ男の娘を出さないあたりが先生なりの一線だろう、さぶでした。
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