ラノベ感想会~物理的に孤立している俺の高校生活~

このすばを一気買いしたことで大分さみしい感じになってしまった。
なのでしばらくニコニコ電子書籍の方で目新しい作品とか買っております。
買うのは良いんですけど買ってすぐ読むわけではないので結構忘れちゃうんですよね。
いわゆる積読。
物理的に積んでない分意識の外にいきやすく気付けば恐ろしく積んでしまう…
これがスチマーがおちいる積みゲーループである。
読んでない作品とかあったら通知とか出さないニコニコさんが悪いですよね。これだからニコニコはよー

本読みました。


その積んであった本のうちの一つがこれ。
「物理的に孤立している俺の高校生活」
先月発売で気になってたやつ。
前置きでたいそうに書きましたけど実はこれしか買ってなかったりする。
未来的にそうなるから嘘は言ってない。

感想長くなったから追記に書きますね。

本作ですが異能力を持つ者が集まる学園にて物理的に孤立してしまっている主人公ハグレ君が同じく他者を寄せ付けないことで孤立している高鷲さんと共に友達を作るために奔走する作品。
またぼっちか、異能力とか(笑)、はがないとか俺ガイルのパクりみたいな感想を抱いておられると思われます。
まぁ半分くらい間違ってはいないですが、異能とぼっち学園モノを合わせることで独自の路線を切り開いている。

まず主人公がぼっちの理由、それは自身の異能「近づくものの体力を無意識に吸い取ってしまう能力」のおかげで物理的に人が寄ってこないから。
戦いが日常となっているような作品では強そうな能力、しかし本作の舞台はいたって平和な日本。
学生同士でランク戦とかもやらないし突然怪物が襲い掛かってくるなんてこともない。
当然その能力が生かされることはなくただ周りの人間を怠くさせるだけ…むしろ有害とまでされているレベル。
日常生活でも他者との距離感にも気を使わないといけないし、教室では隔離状態あまりにも不憫である。

そんな境遇に置かれながらも少しでも良い人に見られようと努力するハグレ君。
いつものように掃除当番を押し付けられていると押し付けていった連中の輪に入らず残っている人がいた。
それこそが氷の姫としてすこぶる評判が悪い高鷲えんじゅであった。
開口一番クラスメイトに毒づきながら掃除を始める彼女はふとしたきっかけでハグレ君に秘密を知られてしまう。
彼女もまた異能のために友達を作れない同志、そんなつながりから互いの友達作りに協力することになる。
というのが序盤のあらすじ。

主人公とヒロインの設定が俺ガイルと酷似している気がしなくもない。
しかしあちらはそれなりのリアリティをもってぼっちを描くのに対しこちらは異能というファンタジーを交えてぼっちを描いている。
異能という完全なファンタジーを挟むことによってより主人公たちの境遇が伝わりやすくなっている。
個人的に俺ガイルは学生生活を送っている者のバイブルというべき作品なんですが、いかんせん語り手の八幡の表現がリアルでドライなために万人に共感しうるものとは言いづらいところがある。
その点こちらは人間関係に対してリアリティある表現がありながらも、異能というものがクッションになっているために理解しやすくなっているのではないかと思う。

主人公と協力関係になる高鷲えんじゅですが、ヒロインでありながら最後に主人公に助言する悪友ポジもこなすという中々良い位置づけになっております。
彼女が友達ができない理由は「目を合わせ続けると心の声が電子掲示板となって表れてしまう」ために他者を寄せ付けない言動をしているから。
クールキャラを装いすぎてまさかここまで友達ができないとは思わなかった…と協力関係になります。
……なんですが素の時点で性格にかなり難があり趣味もマニアックすぎる、彼女自身も友達に高い理想を持っており早々にお手上げ案件に。
主人公と同じぼっちゆえにある意味よき理解者であり、ぶれない姿勢で主人公を洗脳…もとい導きます。

どちらかというと中盤で登場する菖蒲池愛河がヒロインしている。
彼女も「好意を増幅する」という異能により異性からは"能力のせいで"異常なまでに好かれるが好意をむけられない同性にはクソビッチ扱いされてしまうというところで、変わった形の孤立をしてしまっている。
ぞのおかげで高鷲に目をつけられ仲間入りすることになる。
本人はとてもコミュ力が高くとにかく人との距離が近い。
あれこれなんてゆいがh

後半はある事件により愛河の立場が一転。
晴れ舞台に立つ友達の友達としての立場におかれる主人公や、あまりにも属性が違う彼女に対する彼女の思いなどが書かれる。
そして異能モノらしい山場があってこの巻は終了というところ。
どっかで主人公の能力活躍させるんだろうなーと思ってましたけどこの舞台を作るまでの流れが中々上手い。
最初の巻というのはキャラ紹介に終始する印象ですが、これは章ごとの話がちゃんと繋がって一本の話にまとめ上げられてるのが評価できる点。
小説として話が繋がってるとか当たり前じゃないかと思うかもしれませんけど、学園モノは結構脇道脇道でふわっと繋げてるのがほとんどですし…
完全に関係ないのは副会長の話くらいで、それ以外はちゃんと進展してる。

全体として割と個人的には好評、ですがまぁ微妙な部分もあるにはある。
まず前述したエリアス副会長関連。
公式のあらすじには名前が出てますがこの感想では名前を出してません。
なんでかというと大筋にはほとんど絡まないから。

まぁそれが微妙というわけではなくなんか描写不足。
主人公の幼馴染ですが一方的に敵視しておりことあるごとに突っかかってくる。
とのことですが作中で突っかかってる感じはあまりしない。普通に会話してる。
しかも敵視している理由が主人公の正義の味方みたいな能力がうらやましいから。
自身は水が精製できる(生成ではない)という別にバトルモノでない本作においては非常に有用な能力なんですが、正義の味方のように戦いたかった自分にとっては不服である、と。
そして明らかな戦闘向けの能力を持て余している主人公を目の敵にしている…
ちょっとよくわからないですね。

最初の方で書きましたけど舞台がは争いとは完全無縁の日本。
異能バトルがあるわけでもなくドレイン能力なんて役に立ちようもない。
それと異能とは表現されてますがジャンプで人気連載中の防某ヒーロー学園モノと違って、ちょっとした個性程度の能力しかないようなので主人公のような周りに害をなすレベルの物は珍しいという設定。
なぜ彼女は戦いを欲しているのかこの巻だけでは分かりかねるところであります。

あと愛河さんは能力抜きにしてもクソビッチ言われてもおかしくないと思う…

星いつつ。

今回はここまで。お相手は距離感が重要な作品、さぶでした。
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Author:さんびぃ
イラスト描いたりゲームしたり、PCから離れられない生活をしているかと思えば突然お外に出てアクティブになったりするナマモノです。
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