ラノベ感想会~女神の勇者を倒すゲスな方法 「おお勇者よ! 死なないとは鬱陶しい」~

マキマキでボイスmod作ろうとしてますが中々喋らせたいことが思い浮かびませんね。
この子ゆかりさんほどシステマチックな台詞はなんとなく合わないし、どうにかしてプロテインボイスを活かしたいところですが。
音声素材作るのが大変なんだこれがぁー

本読みました。


えんため大賞応募作からファミ通文庫特別賞「女神の勇者を倒すゲスな方法」。
昔恒例儀式だったえんため大賞からひっさびさに引っこ抜いてきました。
最近は異世界異世界でもうだめだぁ…とか言ってる場合ではもうなくなりました。
このすばみたいな作品もあるのだと知った今なら異世界ファンタジーという領域に踏み込んでいけるのではないか。
そう思い購入した次第であります。

本作は異世界に召喚された主人公が魔王軍の参謀となりDQ界勇者のごとく無限に湧き上がる刺客を退ける、というお話。
死んでも死んでも教会で蘇り難度でも襲い来る、そんな勇者を倒すにはどうすればいいの?という題材に真面目に取り組もうとした作品ですね。
主人公が敵側につくといった珍しいというか今ではむしろそっちのが主流なんじゃないかというくらい見かける設定ですが、まぁそんなこと言いだすと異世界ファンタジーは全部アレのパクりだとかいうことになるので見たことあるような設定には触れない方向でいきましょう。

殺しても死なない勇者を倒す方法、当然死なないのだから肉体ではなく精神をやっちまおうということでありとあらゆる手段を使って勇者を追い詰める主人公の行動はまさに王道から外れた所業。
鬼畜のあの人とまではいかずとも中々に悪くない性格をしていらっしゃる。
いっぱしの高校生というには少々行動にスキがなさすぎるような気はしますが。
ゲスとはいっても一般の良識の…良識…?まぁ範囲内でしょう。
そこまで行動で気分が悪くはならないはず。物足りないとも言えるかもしれませぬ。

教会で蘇る仕組みやらの世界観設定やら主人公の能力の使い方、勇者を倒す方法におけるロジック等が結構上手く説明されているんですよね。
ガバガバ理論展開やら魔法的な何かとかゆるふわとかで適当に済まさないあたりが私的に評価が高い。
倒せない勇者を倒すという世界の理に反した目標に向けて堅実に向かっていく印象が強かったです。
この辺が高校生らしくないという所以でしょうか。
横道にそれずに作品としても目標を達成する手堅い作りを感じました。

その設定やらロジックの堅実さの代償にキャラクターが少々弱く感じました。
なんとなくですけど会話が少ない。
会話があっても読者と主人公の理解を進めるようなものが多くキャラクターの魅力を伝えるにはちょっと弱かったかな。
純真幼女やら毒舌メイド、チョロイン勇者その他脳筋な魔王軍など表面上のキャラクターは分かるけれどもそれだけ。
キャラクターが作品で生きてる感じはしなかったです。

不快なキャラクター、あるいは不快に思われそうなキャラクターはいませんがこれは敵にあたる大司教にも言えることでして。
勇者がかわいくてちょっと魔が差しちゃっただけのおっさんなので悪役としては印象が薄い。
ちゃんと職務はまっとうしてるしお偉いさん方に邪魔だと思われてるだけで割とまともな人ですからね。
大司教の傍ら裏では幼子を辱しめていたり特権階級特有の下卑た笑みとか浮かべてたらもうちょっと印象が悪かったかもしれない。
まぁそこまでいくとゲスで通っておきながら割とマイルド思考な主人公よりゲスさがましてしまうのですが。

キャラクター関係に弱さを持つものの話や設定自体はしっかりとした作りで堅実な異世界ファンタジーとなっております。
主人公の修行にて筋トレに対する冒涜のようなシーン、アレは許せませんが!!!!そ、そんな短時間で出来上がるまがい物の筋肉なんて…筋トレの神に失礼だと思わないのか!!!
筋肉に対してさほど思い入れのない大多数の読者にはまったく関係のない話です。
イラストも瑞々しくて素敵ですしね。美少女inスライムもあるよ。
今回が導入ならキャラを押してきそうな次回以降に期待できる作品かな?

星よっつ。

今回はここまで。お相手は主人公の泣きボクロがセクスィーさぶでした。
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さんびぃ

Author:さんびぃ
イラスト描いたりゲームしたり、PCから離れられない生活をしているかと思えば突然お外に出てアクティブになったりするナマモノです。
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