小説版バクマン。

生活習慣の微妙さから早く寝る努力をしたい、そう強く思うこのごろ。
なんでしょうかね、般的な大学生ほど乱れているわけではないのですが…深夜2時までには落ちるし午前10時までには起きるし徹夜はそもそもできない。
起きれなさとだるさは睡眠障害レベルなのでなにかしらの改善が必要な気がしますね。
PC張り付きがよくないのかな…

そんなことより本読みました。


マンガの神様 (電撃文庫)マンガの神様 (電撃文庫)
(2015/03/10)
蘇之一行

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電撃銀賞『マンガの神様』。
漫画家を志す男子高校生左右田伊織が関わった者が漫画のような展開を引き起こす"マンガの神様"にとり憑かれた女子高生人気漫画家杜若楪葉と出会い、マンガのような展開に巻き込まれながら漫画を描く…そんな青春ストーリー。
電撃文庫は裏表紙にあらすじが書いてなかったのですが、この本は漫画という題材を扱っているからかあらすじが書かれています。
他の作品もそうしてほしいものですね。

最初あらすじを読んだ時はマンガのような展開を正統化するような安易な設定とかどうせイマイチ作品だろ…とある種の期待をしていました。
しかし実際に読んでみるとその期待を吹き飛ばすような設定の調理方法をしている作品でした。
マンガのような展開をわんこそばのようにどんどん出していくのではなく、それを出しつつもしっかりと意味を持たせているんですよね。
そしてそれを認識した上でのキャラの心情描写が本来不自然であるはずの伏線や展開を自然であるように感じさせます。
この作品内でも言及されているリアリティのあるレアリティをいい意味で露骨に押してきているのでしょうか。

主人公の伊織はこの手の作品にしては珍しく、漫画の才能がありちょくちょく漫画大賞にも選ばれるが高校生のために連載はさせてもらえていないという設定です。
漫画家であることも学校で隠しておらず、友人との会話でも「才能があっても成功する人間は一握りだが自分はその一握りだ」と言ってしまう程度には性格悪いです。
最初は何こいつ超うぜぇ…どう考えてもサブキャラ気味の性格じゃないか…と思ってました。
作中でも「ピンチになると気弾を連射して、劇場版では主人公を助けてお前を倒すのはこの俺だ!とかいっちゃう人」とか言われてます。

しかし憧れの漫画家から連載向けの作家ではないと言われ挫折。
そこから漫画に対する姿勢を改め、最後にはしっかりとラノベの主人公をやるほどに成長します
あげて落とす、の主人公に対する印象の移行のさせ方が上手かったです。
どうでもいいですが"漫画のような展開"で女子の着替えを見てしまい殴られた後に「くそ…絶対(漫画に)使ってやるからな…覚悟しとけよ…」という言葉は非常に秀逸だと思いました。
この主人公、漫画を描くにあたって経験はどうでもいいと思っているので私はこの台詞に違和感を感じたんですが後でちゃんと利用されていたので二重の意味で秀逸。

他のキャラは現役美少女天才漫画家、正体は杜若王子郎こと杜若楪葉、初恋相手で米からの転校生霧生萌黄、妹日芽、友人の磯部と丸山、担任の女教師みもり教諭などが登場。
ただスポットされるのは楪葉くらいで他のキャラは薄め。
萌黄は伊織と付き合ったり漫研作ったり過去の少女だったり色々フラグが集まったキーパーソンではあるんですがあまり出番はありません。
付き合っている設定にいたっては後半ほぼないようなものとして進行しているので割と可愛そうな人です。
話の大筋からして伊織と楪葉が主要人物なので二人にスポットするのはしょうがないというか、それ以外にあっちこっちしてたらめちゃくちゃになりますが。
続刊があれば掘り下げられることもあるでしょうか。

星いつつ。
漫画論の展開とかライバルが自分にとって最高の成長要素だとかバクマンを思い出させるような良い作品でした。
ただ主要キャラの楪葉が留年していたり、この巻で完結してる感あったり続刊があまり期待できないんですよね。
伊織が連載向け作家でない設定かと思えば、まさかのこの作品自身が連載向けでないという惜しい作品です。

今回はここまで。お相手はなんで漫画描く作品ってアナログが大多数なんだろ…さぶでした。


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イラスト描いたりゲームしたり、PCから離れられない生活をしているかと思えば突然お外に出てアクティブになったりするナマモノです。
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