ろーれるろーれる!

試験終了、大解放です。
つまりは約二カ月のニートライフが始まります。
特にやることが思い当たらないのでしばらく絵のリハビリしてイケるっ!と思ったら前言ってたのやりましょうかね。
いいかげん生放送も再開せねばな…

本読みました。


ハイスクール・ローレライ 運命のひと耳惚れ (ファミ通文庫)ハイスクール・ローレライ 運命のひと耳惚れ (ファミ通文庫)
(2015/01/30)
志田用太朗

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毎年恒例のえんため大賞新規開拓の時期がやって参りました。
今年も大賞無しで優秀賞2作だったかな…?
今回はその中の一つ、ハイスクールローレライを購入してみました。
サブタイトルにある運命のひと耳惚れ、文字媒体でありながら音を扱うのか…ってのが気になりました。
まぁ題材がなんであろうと学園モノっぽくてファンタジーじゃなければよかったんですけどね。

適当にあらすじを説明すると超声・物音フェチの主人公が入学式で聞こえた天使の声にひと耳惚れし、その声の持ち主の美少女がいると思われる朗読部に入部、なんやかんやあって耳利きで事件を解決していく、というお話。
分類としてはドタバタ学園コメディ?
章形式で進んでいき章の間には微妙に滑ってる次回予告が挟まります。
最近のラノベは幕間になんか挟むものが増えてますが、別にいらない気はします。

なんで朗読部なのに事件解決なんかしてるんだ…と思いますが主人公が中学時代その耳が良いという特技を生かしてお悩み相談屋をやっていたから、というだけで朗読部はまったく関係ありません。
この巻の朗読部は部員集めや部室の鍵探し、顧問がいない!というイベント提供をするためだけに存在します。
朗読部らしいとこ、見せてよ。

この作品ひと耳惚れやら耳利きで事件解決ということから音やイントネーションを題材としています。
が、非常に微妙。
表現として天使のような声、存在感のある声、こういうのは小説内で出てきた場合絶対的な事実なので受け入れやすいんですよ。
ですが事件の題材として同じ文字でもイントネーションが違う、これは嘘をついている声だ…なんて文章で書かれても非常に共感しづらい…というかわかりづらいんですね。
『事件』が小説で扱われている時は散らばった伏線を物語の人物と共に考え、最後にそれがきれいに繋がるみたいな共感の過程を経ていると思うんですよ。
この作品の場合主人公だけが分かる音、で最後に取ってつけたような推理をして真相が!という感じで共感も何もない。
しかもその真相も、やっぱりそうなのねという感じで驚きもないです。

文章媒体で音、や動きのあるものを題材とするのは結構難しいことなんですよね。
サグ先生の天使の3Pやロウきゅーぶがまさにそれを題材としてます。
あちらは文章で音や動きが伝わってくるような感じがして、小説として良くできていると思います。

そしてこの作品には『音』の他に小説として厳しい表現があります。
それは方言や訛り。
この作品のヒロインは訛りがきついのがコンプレックスでそれを直すために朗読部に入った、という設定があります。
それ自体は良いんですが、普通に台詞で訛りのきっつい方言を使われると一般的な読者の理解が進まない。
しかもメインヒロインなので台詞量は割と多めです。
そして大抵意味のわからない言葉に突っ込んで説明する、という流れが発生して非常にテンポが悪くなります。
地方が舞台の小説でも人物が方言使わないことが多いのはそういうわけだと思います。
なので大抵の作品では方言キャラを使うとしてもメインではなくサブな印象ですかね…メインはきついよきつい。

キャラはどうかというと…まぁ最初の巻だから掘り下げないのかな、くらいで順当に薄い印象。
ただ主人公が受け付けない。
序盤で会話を録音して脅迫する場面とかよくある場面なのになんかカッコイイーというより陰湿…ウザっ…ていうかキモっ…という印象が先にきましたね…
行動に微妙にリアリティがないとでもいうのでしょうか、フィクションというベールがかかってない感じ?
コメディ要素も例えとか個性が強い"だけ"のモブしゃべらせてるだけなのでイマイチピンときませんでした。

最後にぽっと出の子が主人公に即落ちしてキスする場面は疑問を持つ前に白けました。
モブで登場したかと思いきやヒロインに昇格する謎展開。
そして俺には悩みを相談する仲間がいる!で終幕。
ただここまで読む時にはテンションが地を這っている状態だったのでこの程度の謎展開だったらふーん、くらいで済んでしまいました。
物語に起伏ないんだよな…というわけで

星みっつ。
ここまで不満点しか書いてませんが、それがデフォです。
だってそうでしょう、謎展開はあっても話や人物が破たんしてるわけじゃないですし…
小説では扱いづらいものを取り入れて順当にそれが合わなかったって感じですね。
ラノベ足るもの好きなキャラ、がいれば問題ないのでありますがこの作品では特に好きなキャラがいませんでした…
ディーふらぐの時も思いましたがメイン以上に強いキャラ持たせたモブを出すと白けるんですよね。
ただの設定に頼らずに文章そのものの魅力で人を笑わせるのはすごく難しい、というのを再認識しました。

今回はここまで。お相手はこの直前に読んだ俺修羅がよかっただけに…さぶでした。


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Author:さんびぃ
イラスト描いたりゲームしたり、PCから離れられない生活をしているかと思えば突然お外に出てアクティブになったりするナマモノです。
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