ラノベ感想会~恋してるひまがあるならガチャ回せ!2~

イラストぶろぐになりつつあって存在意義が非常に怪しいこの場所ですが、一応他のこともやっている。
……といわれると別にそんなことないですね、基本的に描いてるか動画作ってるかなのでそれくらいしかないといえばない。
強引にネタを作れるのはいいのだけれど文章書かねばやっぱぶろぐとして…みたいなとこあるすぃ…

本読みました。


先日出たばかりと思ったらもう出ました恋ひま。
シリーズ化するんですねぇ、するって書いてあったようなそんなことないような。
序盤は執筆ペースが早いのか杉井先生。
そもそも結構並行して作品出してるから仕事は早い方なのかもしれない。
キリカは停止したまんまだけど。

さてこの2巻ヒロインが増えてますがあいも変わらずやってるのはスマンホホゲーです。
ラブコメでやっとることは変わらんわというのはどの作品でも言えることではありますけれども。
この作者のラブコメの書き方はなんというか特に描写がないのになし崩し的に進展しているという外堀りを埋める感じになってるので、ヒロインのかわいさに悶えるとかではなくしれっとしれっとな空気感を愉しむもののように思います。

ストーリーとしては夏合宿して後輩のつぶれかけサークルの救済ということでいたって普通。
解決の導き方は実に自然でスッと入っていく。ここらへんは安心して見られるポイントですね。
天然無課金の女王とかいう意味不明ワードも創作なら余裕で受け入れられる。

それに対する廃課金の心構えも腐ってるけど立派である。
うらやみはするけど自分のやり方でマウントを取りに行く、って商売でも個人の活動でも必要なことで外圧に潰されまいとする生き様の一つですよね。
一発引き?それがなんだ!こっちは数百の塵を固めて作った巨塔がそびえたっておるわガハハ!と。
下から見下す精神をもっと見習うべき…

新たに打算的後輩系ヒロインが来ましたが今後もまぁ変わらんでしょう。
見えないところでラブコメして、表では大概頭おかしいゲームのやり取りをする。
それがこの作品の見所なんだよなぁ。

星よっつ。

今回はここまで。お相手はそろそろデレステ月末フェスの時間ですネェ…さぶでした。


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ラノベ感想会~青春失格男と、ビタースイートキャット。~


久々に本読んでます。
今回は珍しくファンタジア文庫から『青春失格男と、ビタースイートキャット。』ゆう作品を。
いわゆる新規発掘です。久々。

本作は上っ面だけで青春を演じる男と早々に世界を見限った少女が二人の楽園を作ろうとするお話。
その楽園計画とはクラスメイトに友人や親類にいたるまで煩わしい人間関係をバッサリ斬り落とし二人で歪んだ甘い関係を送ろうというもの。
つまり周りから嫌われるために動くお話です。
今まで好かれるために、あるいは状況に達観している作品は数多くあれど人間関係を清算していく作品は斬新といえるのではないでしょうか。

最終的に子どもであることから逃れられない現実や優しさにより切れない人間関係にぶつかることになるのですが、そこで二人のとった手段がなんとも…これはハッピーなのかそうでないのか続くのか続かないかすら判断に迷う代物です。
青春不感症というだけあって淡泊な描写が多いにも関わらずその間に挟まる強烈な描写が印象的。
突然衆人環視の前で足を舐め興奮しだす男はヤバさしかないんですが、それ以外の人物も普遍的描写の中にヤバさを孕んでいる。
普通の中に感じる違和感がミックスされているよう。

特筆すべきはprpr。
本作を象徴する歪んだ関係であり問題シーンである。
ことあるごとにヒロインの身体を舐める。欲望の限り舐める。
ただしそれは愛情表現ですらない。関係の上下を示すだけ。
このあたりの歪んだ描写とかラン・オーバーとかと似てるかと思いました。序盤は。
後半にいくにつれて隠しきれない甘さとか見えてきてこれも見方が変わってくるのが面白いところでしょう。

全体的に描写が唐突な点もあるのですが隠しきらず書きたいことは書ききってる感じはしました。
ストーリーの大まかな流れは分かりますし省略してる箇所はそういうものだと思えばまぁと思えるくらいには書きたいところがしっかり書いてある。
ただデコイに利用した友人をオチに都合よく刺しすぎだとは思う。
犯罪者とまで見た母親を信用させるには弱すぎるのでは。
序盤の強烈さはあったものの後半のパワーダウンは感じるのはやはり淡泊すぎるし変化も薄くなっているからではないでしょうか。
でも新しさはあるし総合的に見ると…

星よっつ。

今回はここまで。お相手は次は買わないかな…さぶでした。

ラノベ感想会~物理的に孤立している俺の高校生活4~

電子書籍は積みがはかどるというやつ。
買ってもすぐ読まないからね。しょうがない。
大体新刊入るのも遅れますしね、どこでも販売できるのに地方と同じく発売日に買えないというのは何とかしていただきたいところ。

本読みました。


物理の孤立な4巻です。
表紙のヒロインも1周しましたね。
そんなにキャラ出ないのでしっかり覚えてるし前読んだアレとは大違い。

今回は修学旅行の班決めを控えた主人公まだクラスに男友達がいないどうする…はさておき後輩からの相談を引き受けた人研とランランのお話。
前回から引き続き割ときちんと男友達を作ろうとしているある意味珍しい作品かもしれない。
ぼっちは人間と付き合うのに難しく考えすぎてしまうのだ。

人間誰かがなんとかするというより先に勝手になんとかなる。
真面目すぎて悩んでもあがり症で消えそうになっても前に進んでしまえば過ぎたことになるのです。
進む際に支えとなるものを見出すことができるか、人間の強さを描いたストーリーでした。

相談を受けるという流れでありながら勝手に助かれと現実に即した解決処理ですよね。
人に何がなんやら言われて試すことは効果的でないことなんてよくあることです。
自分でなんとかせねば。
相談を受けた者はそのフォローを万全に、ランランが輝いた舞台だったと思います。

しかしそのまた裏で主人公も頑張っている。
頑張っているというよりは周りに後押しされてって感じですけど。
相棒ポジがすっかり板についた高鷲さんが良い仕事してんだよな。
班決めまでにどうにかクラスで声をかけてもらえるようになるのですが…次回究極の選択。

星いつつ。

今回はここまで。お相手は自分語りを抑える系主人公、さぶでした。

なろうの最終兵器。

先月ブックオフクーポンが余っていたので特に買いたい本もあるわけでもなし、せっかくなのでアニメ化作品でも読んでみようかと。
去年の秋ごろに(悪い意味で)話題になった異世界スマホ、あれを調べていた時に偶然目に留まったその作品。
異世界スマホなど生ぬるい、よくこんなのが商業流通できたな、なろうの最終兵器とまで言われた『賢者の孫』という作品を買ってみました。

見てると具合が悪くなるとまで言わしめたあの作品を凌駕するというライトノベル。
このご時世作家の文章力や表現力も大分上がってきていてですね、一般レーベルで新人さんの本手に取っても面白くはないけど無難に書けてるよなという感想を抱くことがほとんど。
なろう媒体の有象無象ならともかく商業流通していれば最低限保障されているのでそんな評価の作品に出合うことはまれであると言えます。

とりあえずそんなものを4巻まで購入しました。
自身で大賞のお墨付きを与えた作家の打ち切りがやたら目につくファミ通文庫というレーベルで8巻まで続いている、つまりは最初だけ読んだ人があまりにアレな内容で脱落しているだけで途中からは徐々に良くなっているかもしれない。
スルメ的ライトノベルの可能性を信じつつ読んでみると…

確かに1巻はひどい。
構成がどうこう以前に文章力そのものが非常に怪しい。
主人公の一人称で進んでいくんですが地の文で敬体と口語体がやたら入り混じる、小学生の日記かと思った。
護衛をすることになった際、転移魔法が使えるのに危険な通学路をわざわざ徒歩(護衛対象の元へは転移魔法で向かう)や親の権力を振りかざすのは貴族としてあってはならないことだ、といった直後に王である自身の父親の権力を振りかざす学友など直前に書いたことを一瞬で忘れたかのような展開も目立つ。
会話シーンも、こんなことができればなぁというのに対し主人公がえ?できるけどと実演して見せたら周りがすごい!と称賛する流れがほとんど。テンポが悪い。

ラノベの命であるキャラクターは激薄。主人公からして薄っぺらいしその一人称視点で描かれるキャラも当然薄い。
そのくせ数だけは多いからまったく覚えられない。4巻までで覚えられたのはヒロインと皇太子殿下くらい。
基本的に誰がしゃべってるか分からないとかいう海外ミステリ小説のような現象が発生している。
一応主人公異世界トラックで転生しているんですがその設定もほぼ生かされてない。
というか成人から転生して自我もあったというのに描写見る限りだと現代と大して変わらんようなファンタジー世界で猿でも知ってるような常識を知らない設定なのは割と無理がある。
魔法を使うイメージで現代の知識が~とか言ってるけどその知識そのものもかなり曖昧で酸素が燃えるとか言ってるあたりかなり適当な感じ。
最初から森の奥で常識知らずの賢者に育てられたから常識も知らないし豊かな想像力で魔法も上手く使えたという設定でもつければ全て解決してしまう現代転生設定のいらなさがある。

構成そのものはありきたりなのに頭のぐわんぐわんするようなジャブを絶えず浴びせてくるからたまったものではなかった。
まぁそれは1巻の話で2巻以降は奇妙な地の文が激減したおかげでそれなりに読めるようになりました。感覚が麻痺したともいう。
ひたすら麻酔をきかせながら読んでいると中身が違うだけで同じような展開、まったく厚みの出ない世界観が繰り返されていることに気付くのですがそれ以上に。
これだけのつまらない文章を集めても本ができるんだなぁということに感動を覚えるようになってくる。
先に進んでもよくなるということも特にはなかった。悪くなるということもない。
ただただひたすら無難につまらないお話が広がっているだけの無限の荒野。
伏線などもないからまったく先が気にならない。
登場人物が成長することによるカタルシスもない。
じれったい恋の話もない。
なんだこの作品は。なんにもないじゃないか。

ご都合主義の盛り合わせでトンデモハーレムを形成しているイセスマはまだそれがあるだけマシと言えるかもしれません。
賢者の孫には批判されるご都合主義すらない。
隙あらば王族だし隙間なくシン様万歳だし。
悪感情すら湧かない虚無の作品を読みたい方にお勧めです。
アニメ化しても残念ながらこの威力を十分発揮することはできないでしょう。
原作で読もう!

今回はここまで。お相手はイラストレーターは編集の被害者ではないか…さぶでした。

ラノベ感想会~恋してるひまがあるならガチャ回せ!~

どうも体調がすぐれないのは花粉症のせいかと思ってましたがなんか普通に風邪っぽい気がします。
エイプリルフールに言ってもアレだし年度末にこんなもの持ってくるとかもうやってられないんですけど。
まぁ。

本読みました。


電撃文庫から久々に杉井先生の新作。
ここ最近は漫画原作とか一般、単行本レーベルで本を出していたっぽいので手に取るのが久しぶり。
キリカはもう…

この人の作品だから普通のラブコメではないんだろうな、と思いつつこの作品はタイトル通り廃課金ラブコメ。
ソシャゲクズの大学生の主人公と人生リセマラSSRなお嬢ヒロインがゲームを通じて距離を縮めていくというお話。
あれ思ったより普通のラブコメじゃん…というあたりで若干拍子抜け。
しかし廃課金ラブコメというだけあって見慣れたワードが主人公のキャラに異形性を持たせている。

クズと一般人、そして無縁そうな人の対比によってこの作中最も目立つであろう主人公の異質な価値観を描写している。
廃課金兵たる主人公の価値観は創作であるにしても擁護できないレベルでアレ。
熱意や譲れないプライド、そのすべてが無駄にという接頭語をつけて成り立っている。
唯一の友人だったりする男はそれを受け入れてくれはするものの理解はしないやさしさ。

ただこの努力の方向音痴はネットの片隅でよくいる、と作中でも言われているようにむしろ我々の中では一般的であるような錯覚をお
ぼえます。
正直言ってこいつに主人公としての魅力は皆無なんですがどことなく遠巻きに眺めていたい、珍獣動物園の住人としての魅力が強い気がしました。

お話自体は出会い進展山場1山場2後日という短編ラブコメ基本構成そのもの。
ヒロインが廃課金というギャップはあるんですけど、そこまでキャラが濃いわけではない。
でもまぁゲームに濃いとかこんな娘いたらいいなぁというオタクの妄想そのものではありますよね。
主人公に惹かれるイベントがどうも少ないので最初から好意あったのかな?という感じの唐突さはある。
良くも悪くもテンプレ、といっても杉井光テンプレですが。

どちらかというと遅筆な作家さんなので続きがあるとも思えないし、単体として普通にまとまってるのでまま満足。
あとがきにとんでもないことがさらっと書いてありますがガチャが経費計上できる説ははたして。

星よっつ。

今回はここまで。お相手はそういえば最近まっとうなラブコメなんて読んでない…さぶでした。
プロフィール

さんびぃ

Author:さんびぃ
イラスト描いたりゲームしたり、PCから離れられない生活をしているかと思えば突然お外に出てアクティブになったりするナマモノです。
趣味はさぶかる・麻雀・読書・小旅行・料理・お絵描き。
活動拠点はニコニコです。
色で表現すると染まりやすい

にこにこ動画:にこれぼ
にこにこ静画:ユーザー
ぴくしぶ:プロフィール
ついった:@3535sunb
にこなま:さぶのゆゆゆ。
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