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ラノベ感想会〜賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求 ~愛弟子サヨナのわくわく冒険ランド~〜

本読みました。
電撃2冊目。
試し読み公開して編集がONANASHIされたといういろいろな意味でヤバイと評判のアレです。
イラストはボイロでは著名な人で珍しくTLに流れてきた一冊でもある。

見ての通り、各方面に喧嘩を売りつつ汚いネタと奇行と変態な純度100%のギャグ小説です。
蛮性高い仕上がりとなっている。

隠語やありとあらゆるものを活用し、小説媒体での笑いを狙いに狙いすましている。
開幕の言葉遣いにやられるし弟子のやさぐれ具合が良いし、挿絵にされるシーンはきちんと挿絵にされると悲鳴をあげてくれる。

ただ読み進めていくうちにまぁその…飽きるんです。
ギャグ作品で一番言われるやつなんですけど。
メタ系やキャラ個性のネタが多いと特にワンパになりがちでシチュエーションで笑わせにきたのは3話くらいまでであった…
その辺色々試行錯誤してる感あってとりあえず出たことが奇跡というのは間違いではないのでしょう。

ただ面白いかそうでないかでいえば面白いです。
なぜならツカミが最高点だから。
元々文章自体も得意分野であればかなりレベルの高いモノ書きそうな感じするし…
電撃文庫は作家に色々挑戦させるレーベルなんだなって。

星よっつ。

今回はここまで。お相手はUSSRの表現が多種に渡りすぎている、さぶでした。
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ラノベ感想会〜幼なじみが絶対に負けないラブコメ〜

本読みました。
『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』

なんと今月の新刊です。
最近期間空いた本しかなかったから…
頭の悪いラブコメが読みたいというかラブコメが読みたかったので買いましたんご。
しかも今月の電撃はナニカ来ているのでもう一冊ある。

タイトル通り幼なじみが負けないと言いたいところですが、これは逆に負けフラグいやそうでもないのか…?という好きだった子を寝取られた(と思い込んだ)主人公が先日振った幼なじみと復讐を企てるお話です。

やりすぎ青春劇ってことで、憎悪に溢れるクラスメイトや女性関係にクズがすぎる悪友などコメディを意識した会話を中心に主人公やヒロインの過去に触れ克服し時にイチャつきながら話が進んでゆきます。

ちょっと私には会話のコメディセンスが合わないかな?と思うところはありましたが、キャラ描写の重ね方とかシナリオ展開の面白さがそれを上回ったかなという感じ。
バカテスのクズ会話とかテンポ知ってると会話はおうもっと間をっとかそこは刺すとこだろとか思うのは、感想としては間違っているのだ。

ダラッとしてるわけではなく随所にラブコメ的に刺さる表現とかもあったりして、甘いとかじゃなくてこれは旨い旨味成分だなと惹かれるところが多かったです。

ただこれ幼なじみが幼なじみでる必要がない…
というかむしろ対抗馬ヒロインに幼なじみの要素が強すぎる。
幼少時の約束や思わぬ再会、思い出もあったりいやそれ全部幼なじみの方にあってしかるべきだろ!となる感じ。
そのおかげで幼なじみ最初から弱いし、最後のオチも弱くなってしまった…

ただ幼なじみがそれで弱いわけではなく刺さる描写は幼なじみのが多いし、とりあえず拮抗はしてないけどもちっと過去を盛ってだなという思いがあった。
過去の女が対抗馬で幼なじみが今の女という印象を受ける。

所々説明過多と思える書き方してるけどこういう方が親切かな…ぼかした方が好きなところはたくさんある。
余韻残る書き方ができる作家さんなので余計にそう思ってしまうのかもしれない。

総合的には惜しいとも言わず普通に良いしラブコメとして面白いと思います。
ただタイトルの持つ力は大きくてこれを見てしまうと詐欺臭く見えてしまうのはある。
オチ的にも間違ってはいないですけどこのタイトルならヒロインのパワーバランス立ち位置逆では?という疑問を抱いてしまうかもしれない。
エピローグの頭の悪いラブコメ感は期待通りで久々に続刊でたら買っちゃいたくなるそんな作品でした。

星いつつ。

今回はここまで。お相手は幼なじみ学園とかいう頭の痛いアレもありましたね…さぶでした。

ラノベ感想会〜ゲームティーチャー斉藤太のJKプロゲーマー調教講座〜

いやわかってるんです。
ついったに長文書くくらいならここを利用せよと。
割とついったにはそういう甘えを残してきてしまっている。
ツイーヨないほうがすっきりして見栄えいいですし、長文多いと限界感あるよねと。
いったところでラノベの感想かきまーーす。

ファミ通文庫の『ゲームティーチャー斉藤太のJKプロゲーマー調教講座』
ゲームが競技として一般的になった世界でゲーマー教師がゲーム部顧問として問題児と共に切磋琢磨する部活モノですね。
背景こそ現代風味入ってますが中身は昔ながらの部活モノ。
教師視点で成長とかそんなのを噛み締めていくぞいと。

独特の文体だなーとか構成として変わってるなーとか新しい表現だなーと思うところは特にないですが、プレーンによくできてる話といった印象。
キャラはそれなりに出てますが紹介だけにならずきっちりヒロイン一人に絞ったストーリーになってて読みやすい。
方言キャラとか影が薄くなりがちな男キャラとか扱いに困るところもまぁ動いててその辺教師視点というところ。

ゲームの描写とかさりげに内外二面あって難しそうなところ、切り替えつつヒロインの恐怖症を克服もあってゲームとしても生徒としても成長を実感できるものとなっている。

ヒロイン二人きりパートの台詞回しとかはGTOだなとか思いましたけど、主人公はそこまでぶっ飛んでないので草食系鬼塚ですよこれ。

……まぁそんなところでよくもわるくも単行本としてよくできた作品だなぁとは思うけど……
最近はラノベ情報仕入れるだけで読むこと自体減ってて最近のラノベというのが分からなくなってるんですね。
時折挟まる怪文書や奇怪な主人公がないとストーリーや構成良いだけでは普通かな、と思うくらい感想が鈍くなってきています。
過去作にとらわれていてはよろしくないしやっぱ今読んでも印象に残る作品と比べると…
やっぱり数読まないとなぁ。

星よっつ

今回はここまで。お相手はラブコメに戻ろう!さぶでした。

ラノベ感想会~黒川さんに悪役は似合わない~

本読みました。

『黒川さんに悪役は似合わない』ガガガ文庫先月の新刊。
先月のガガガラインナップは私のセンサー的に非常に豊作の気配がしもうして、その中の一冊。
ガガガの奔放さにマッチポンプから始まるラブコメということで中々いけそうではないですか。
協力関係を結ぶラブコメに外れはありませんからね。
勘を信じよ。

本作は生徒会長選挙に臨むヒロイン、しかし現状はまっくもって絶望的。
勝つため主人公に悪役を演じてほしい、それを更生することで支持率を上げるのだ!という地の底から勝利を掴みそこから始まる恋もあるマッチポンプストーリー。

とそれなりに王道的な巻き込まれ系ラブコメ。
真面目なりに悪役を演じながらの協力関係、策をひねっての空回りや成功をかさねながら対立候補にせまっていく・・・と思いきやなんか穴だらけでぐだぐだな青春の徒労が横たわっているようだった。

悪役一人を制裁したところで生徒の支持率はそこまで上がらんでしょとか煽りや喧嘩の語彙がワンパすぎるとかそれ以前に、全体的に人物の信念が欠けている。

その行動を起こす理由や背景がイマイチ伝わってこない。
例えば同中の女子がやたらお節介を焼いたり、対立候補が突っかかってきたり、そもそもの話としてメインの協力関係にあたるヒロインが生徒会を目指す手段も目的も曖昧であるため捲き込まれる主人公が哀れでならない。

そんな中で最も行動原理がはっきりしてるのがギャル系クラスメイト。
悪役を演じる主人公を自分らしさを見せるために戦う存在として気になっている・・・と背景も行動理由もしっかりしている。
言動が一番曖昧なキャラが一番設定として筋が通っているように感じさせるほど人物の行動が不可解。

なによりも主人公がムッツリスケベという、真面目に生きるきっかけであり悪役を演じるという無茶苦茶な要求に応えざるを得なくなった割と重大な設定を生かさずに終わってしまった。
元々おっぱいを揉ませてくれという失言から協力せざるを得なくなったわけなので、最後までその信念を貫き通してほしかった。
それが変に真面目ぶったり、揉みもなく特に疑問も持たずにヒロインに従うから一体なんで従ってるんだこいつはと思ってしまう。
こいつの行動原理なんてそれでいいのにそこがしっかりしてないから、葛藤なく終わってしまっている印象を受ける。
せめて揉めるおっぱいと揉めないおっぱいの区別をつけてからものを語ってほしい・・・

作中でやりたいことというのが終盤ようやく明かされるヒロインが生徒会を目指す理由に集約されるのでしょうけど、全体が伴ってないからううんとなってしまった。
理由もその場で主人公に流される程度にえっそんなこと?レベルのものではあるんですけども。

出来が悪いというよりなんか違うな~という感じ。
悪い方の真面目さが作品に出てそうかなといつもながらに曖昧な感想といったところで。

星みっつ。

今回はここまで。お相手はもっと性欲で動くべき、さぶでした。

ラノベ感想会~ゴスロリ卓球~

本読みました。
蒼山サグ先生の新作『ゴスロリ卓球』
サグ先生のスポーツものは最高だぜという通りまたもやスポーツ。
ゴスロリというタイトルがまたアレなんですがロリはでません。でません。

ラノベでスポーツが厳しいのはいうまでもないですが、今回はそこに駆け引きや心理戦を突っ込んできている。
まさに作者が面白いと思ったものを突っ込んでくる。
ロリこそが持ち味と思われやすいですが、基本的にそういった好きなものを好きなように書くというスタイルこそが一貫している気がします。

本作はひょんなことから大量の負債を負ってしまったヒロインがヤミ金卓球にて奮闘するお話。ゴスロリで。
卓球にゴスロリ、という要素が明らかに取って付けた感あるだろとお思いでしょうがいやいやそんなことは。
ここで出てくるのが駆け引きや心理戦というところで、このヤミ金卓球は対戦中の選手のありとあらゆるデータがリアルタイムで表示される。
そしてそれに応じてレートや戦法を変えるという卓球外の戦いも存在する。
主人公はこのデータを元に戦う相方トレーダーという役割で卓球に関しては一級のヒロインを影でサポートしていくことになっています。
データを取るのに様々な機器があるがそんなものをつけて卓球をするなど不自然きわまりない、しかしゴスロリならすべてを覆い隠すことが可能であるという発想のもとこのゴスロリ卓球というものが行われている。

相変わらず狂人のような発想でぶっこんでくる。
作中のこういったルール提示や考察、説明は流れに沿って自然に行われていく。
特に導入からヤミ金卓球に巻き込まれていくまでの流れは見事。
本番の卓球の流れは少し駆け足なものの卓球内外の小さな盤面と大きな盤面の戦いは盛り上がるものがあります。

一応ラノベのお約束としてイチャコラ要素はありますがまぁ薄味というか邪魔にならんくらいで正直あってもなくてもこま。
妹要素は尺の都合でカットされたようでテンポのためゆえ致し方なしか。
サグ作品伝統の迷言および悟りの境地は珍しく見当たらず、強いて言えばゴスロリを卓球に混ぜ混んでくるあたりの老人の狂った発想くらいですかね。
ギャンブルは狂ってなければダメっ・・・!つまり狂人こそが正常であり今更悟りの境に達するなどありえぬということか。

なんか売れなきゃ厳しいとかまだ書きたいことがあるとか切羽詰まっている様子。
やっぱ趣味全開でベクトル切ってるから面白くても売れる要素が薄いから難しいんでしょうね。
アニメ化3回もした作家なのに売れないとはこれがラノベ産業・・・!

星よっつ。

今回はここまで。お相手はゴスロリ男の娘を出さないあたりが先生なりの一線だろう、さぶでした。
プロフィール

さんびぃ

Author:さんびぃ
イラスト描いたりゲームしたり、PCから離れられない生活をしているかと思えば突然お外に出てアクティブになったりするナマモノです。
趣味はさぶかる・麻雀・読書・小旅行・料理・お絵描き。
活動拠点はニコニコです。
色で表現すると染まりやすい

にこにこ動画:にこれぼ
にこにこ静画:ユーザー
ぴくしぶ:プロフィール
ついった:@3535sunb
にこなま:さぶのゆゆゆ。
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