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ラノベ感想会〜彼女が俺を暗殺しようとしている〜

本読みました。


先月の電撃新刊ですね。もう今月の電撃新刊が出ようとしている。
タイトル読んでのごとしラブコメです。
あまあまよりもちょっとしたハラハラを求めて購入に至った次第です。

伝統女子高の共学に伴いこの春一から高校生な強面の主人公がある日突然"告白"されて、というお話。
とまぁ告白の内容というのはお察しできる通りというかそれがタイトルにもこの作品のテーマともなっているのですけれど。
……その主題が延々と出てこない。
結構ずっと平坦な描写が続いていく、ラブコメと言ってしまえばそうなんですけどキャラ紹介ですらないような前フリがとっても長い。
長いのに本書ラノベとしても薄い部類の200ページ弱であるゆえ半分過ぎたあたりでようやく本題に入ってくるあたりでどうやってここから面白くなるんだ…と思わされてしまう。

実際オチであるところもえらく淡泊というか拍子抜けでまさかオカルトはないやろと思ったらオカルトだったという話。
主要な人物の掘り下げがまったくされていないので"殺す"動機も説得力に欠けるし、どんでん返しも予想がついてしまうのが残念ではありましたね…
話として面白くないわけではないと思うのですが急転直下というわけでもなくメリハリがついていたわけでもなくなんとなく走っていたらもう目的地ついちゃったあっそう…みたいな感じ。
伏線とか"殺す"ことの動機以外は割かしきれいに並んでいるんですよね。友人君の幽霊が視える話とか、夏服の話とか。
肝心の部分が落ちてるせいで、というわけでもないけれど納得はできる…できる…うん…?となってしまった印象。

所々の文章表現とかはステキで構成も思い切った切り飛ばし方する気配を感じるので尺が決まった原作映画とか舞台向けの作家なのかなーと。
消化不良とも面白くないともならない携帯食かな?といえるような単に小食な作品でした。

星みっつ。

今回はここまで。お相手は単に小柄、さぶでした。
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ラノベ感想会〜サバゲにGO!はじめてのサバイバルゲーム〜

ラノベの感想です。
アサウラ先生の久々な気がするラノベ新刊ですね。
今回全く見覚えのないレーベルというか完全新設のようですねLINE文庫エッジ。

ファンタジーでもガンアクションでもないサバゲーモノ、というあたりで察せられるところでありますが!
アサウラ先生はサバゲが趣味というところもありまして。
たまーに出る趣味布教ラノベというやつですね。
やだあの人早口になるを全力で商業化しているアレです。
蒼山サグ先生もたまに出してる。

正直私この手の布教ガチマ作品好きなので嬉しいですよね。
大体一本完結だから続刊とかには期待できませんけお。
趣味推しながらもプロの手が入ってるので素人ダイマとは格が違います。

まさにこれはサバゲーダイマとしてとてもよい本である。
サバゲ気になってるけど今一歩でないというビギナーライクは読んでみよう。
インストールからゲームの最終目的はもちろん、その醍醐味まで余すとこなく詰め込まれていると思います。

趣味のない、至って普通のリーマン営業な20歳が幼馴染の後輩大学生とある日立ち寄った美人姉妹のガンショップから始まるサバゲに飲まれるまでが書かれます。

趣味がないとはどういうことか、一度冷めた消費活動に対する生々しい思いや社会性に対する共感は今社会人になった人なら少なからずあるはず。
燃える日々に一瞬の間でも関われる、素敵な体験は得難いもの。
それを取り戻すというより作っていくというお話。

なんといっても同好の志との会話の魅力が強い作品で。
わかる人同士の会話ってなんか楽しいじゃん、そういうのを見せつけてくれる。
知識や良い点をキャラに垂れ流させるでなく、サバゲという点においてこんなこだわりがあるという描写として生きた会話が発生している。
サバゲの話だけれども、キャラのこだわりとして見えてきてキャラも生きています。

年代は同じでも微妙に違う立場でサバゲに関わってるのも差異が見えて良いですね。
メインが社会人20歳免許持ちで後輩18歳大学生って珍しいなと思いましたが作中で設定がよく活きてる。
かと思えば女子高生をガンショップに勤めさせたいがために、奇病で謎の民族に祈祷されて海外生活を余儀なくされ小学校を1年留年して高3だけど18歳とかいうぶっ飛んだ解釈を突っ込んでくる豪胆さもある。
語りに関係なくどうでもいいところは勢いでとは言いますけど、ここまでなのは見たことがない。
密度に差がつく驚異のメリハリを実現している…

楽しいところはとにかく楽しく、カタルシスがドバドバでした。
メシの描写は相変わらずうまそうだし、さりげに飯盒カレーのイラストビシャビシャであまりにも"わかってる"描き方です。
作家イラストレーター共々沼に引きずり込もうとする意思しかなく、とてもパッションを感じるサバゲラノベでございました。

今回はここまで。お相手はごちそうさま♪アニメで聞かせて、さぶでした。

ラノベ感想会〜賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求 ~愛弟子サヨナのわくわく冒険ランド~〜

本読みました。
電撃2冊目。
試し読み公開して編集がONANASHIされたといういろいろな意味でヤバイと評判のアレです。
イラストはボイロでは著名な人で珍しくTLに流れてきた一冊でもある。

見ての通り、各方面に喧嘩を売りつつ汚いネタと奇行と変態な純度100%のギャグ小説です。
蛮性高い仕上がりとなっている。

隠語やありとあらゆるものを活用し、小説媒体での笑いを狙いに狙いすましている。
開幕の言葉遣いにやられるし弟子のやさぐれ具合が良いし、挿絵にされるシーンはきちんと挿絵にされると悲鳴をあげてくれる。

ただ読み進めていくうちにまぁその…飽きるんです。
ギャグ作品で一番言われるやつなんですけど。
メタ系やキャラ個性のネタが多いと特にワンパになりがちでシチュエーションで笑わせにきたのは3話くらいまでであった…
その辺色々試行錯誤してる感あってとりあえず出たことが奇跡というのは間違いではないのでしょう。

ただ面白いかそうでないかでいえば面白いです。
なぜならツカミが最高点だから。
元々文章自体も得意分野であればかなりレベルの高いモノ書きそうな感じするし…
電撃文庫は作家に色々挑戦させるレーベルなんだなって。

星よっつ。

今回はここまで。お相手はUSSRの表現が多種に渡りすぎている、さぶでした。

ラノベ感想会〜幼なじみが絶対に負けないラブコメ〜

本読みました。
『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』

なんと今月の新刊です。
最近期間空いた本しかなかったから…
頭の悪いラブコメが読みたいというかラブコメが読みたかったので買いましたんご。
しかも今月の電撃はナニカ来ているのでもう一冊ある。

タイトル通り幼なじみが負けないと言いたいところですが、これは逆に負けフラグいやそうでもないのか…?という好きだった子を寝取られた(と思い込んだ)主人公が先日振った幼なじみと復讐を企てるお話です。

やりすぎ青春劇ってことで、憎悪に溢れるクラスメイトや女性関係にクズがすぎる悪友などコメディを意識した会話を中心に主人公やヒロインの過去に触れ克服し時にイチャつきながら話が進んでゆきます。

ちょっと私には会話のコメディセンスが合わないかな?と思うところはありましたが、キャラ描写の重ね方とかシナリオ展開の面白さがそれを上回ったかなという感じ。
バカテスのクズ会話とかテンポ知ってると会話はおうもっと間をっとかそこは刺すとこだろとか思うのは、感想としては間違っているのだ。

ダラッとしてるわけではなく随所にラブコメ的に刺さる表現とかもあったりして、甘いとかじゃなくてこれは旨い旨味成分だなと惹かれるところが多かったです。

ただこれ幼なじみが幼なじみでる必要がない…
というかむしろ対抗馬ヒロインに幼なじみの要素が強すぎる。
幼少時の約束や思わぬ再会、思い出もあったりいやそれ全部幼なじみの方にあってしかるべきだろ!となる感じ。
そのおかげで幼なじみ最初から弱いし、最後のオチも弱くなってしまった…

ただ幼なじみがそれで弱いわけではなく刺さる描写は幼なじみのが多いし、とりあえず拮抗はしてないけどもちっと過去を盛ってだなという思いがあった。
過去の女が対抗馬で幼なじみが今の女という印象を受ける。

所々説明過多と思える書き方してるけどこういう方が親切かな…ぼかした方が好きなところはたくさんある。
余韻残る書き方ができる作家さんなので余計にそう思ってしまうのかもしれない。

総合的には惜しいとも言わず普通に良いしラブコメとして面白いと思います。
ただタイトルの持つ力は大きくてこれを見てしまうと詐欺臭く見えてしまうのはある。
オチ的にも間違ってはいないですけどこのタイトルならヒロインのパワーバランス立ち位置逆では?という疑問を抱いてしまうかもしれない。
エピローグの頭の悪いラブコメ感は期待通りで久々に続刊でたら買っちゃいたくなるそんな作品でした。

星いつつ。

今回はここまで。お相手は幼なじみ学園とかいう頭の痛いアレもありましたね…さぶでした。

ラノベ感想会〜ゲームティーチャー斉藤太のJKプロゲーマー調教講座〜

いやわかってるんです。
ついったに長文書くくらいならここを利用せよと。
割とついったにはそういう甘えを残してきてしまっている。
ツイーヨないほうがすっきりして見栄えいいですし、長文多いと限界感あるよねと。
いったところでラノベの感想かきまーーす。

ファミ通文庫の『ゲームティーチャー斉藤太のJKプロゲーマー調教講座』
ゲームが競技として一般的になった世界でゲーマー教師がゲーム部顧問として問題児と共に切磋琢磨する部活モノですね。
背景こそ現代風味入ってますが中身は昔ながらの部活モノ。
教師視点で成長とかそんなのを噛み締めていくぞいと。

独特の文体だなーとか構成として変わってるなーとか新しい表現だなーと思うところは特にないですが、プレーンによくできてる話といった印象。
キャラはそれなりに出てますが紹介だけにならずきっちりヒロイン一人に絞ったストーリーになってて読みやすい。
方言キャラとか影が薄くなりがちな男キャラとか扱いに困るところもまぁ動いててその辺教師視点というところ。

ゲームの描写とかさりげに内外二面あって難しそうなところ、切り替えつつヒロインの恐怖症を克服もあってゲームとしても生徒としても成長を実感できるものとなっている。

ヒロイン二人きりパートの台詞回しとかはGTOだなとか思いましたけど、主人公はそこまでぶっ飛んでないので草食系鬼塚ですよこれ。

……まぁそんなところでよくもわるくも単行本としてよくできた作品だなぁとは思うけど……
最近はラノベ情報仕入れるだけで読むこと自体減ってて最近のラノベというのが分からなくなってるんですね。
時折挟まる怪文書や奇怪な主人公がないとストーリーや構成良いだけでは普通かな、と思うくらい感想が鈍くなってきています。
過去作にとらわれていてはよろしくないしやっぱ今読んでも印象に残る作品と比べると…
やっぱり数読まないとなぁ。

星よっつ

今回はここまで。お相手はラブコメに戻ろう!さぶでした。
プロフィール

さんびぃ

Author:さんびぃ
イラスト描いたりゲームしたり、PCから離れられない生活をしているかと思えば突然お外に出てアクティブになったりするナマモノです。
趣味はさぶかる・麻雀・読書・小旅行・料理・お絵描き。
活動拠点はニコニコです。
色で表現すると染まりやすい

にこにこ動画:にこれぼ
にこにこ静画:ユーザー
ぴくしぶ:プロフィール
ついった:@3535sunb
にこなま:さぶのゆゆゆ。
ご意見ご要望:こんなところ

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