ラノベ感想会~女神の勇者を倒すゲスな方法3~

暑くなったり寒くなったりはっきりせん奇行な気候が続いておりますが服をどうすりゃええねんといった感じです。
リアル服もそうだけど描く時の服もどうすりゃええねんとお悩み申し上げたい。
いっそのこともう冬の方向にかじ取りして…と思ったんですけどハロウィン過ぎない限りはなんかまだ秋気分だからまずはオレンジと黒のコントラストを作ってから…

本読みました。


略称が公式から発表されない『女神の勇者を倒すゲスな方法』3巻です。
タイトルが長くてついったで軽く感想つぶやこうとすると文字数が死にます。
だから文字数制限なくひたすら書けるぶろぐは必要!

今回は1万の軍勢を前にゲスな軍師様がヘタレつつも謀略巡らせるお話。
PUメインヒロインはメイドのセレスさん。
女神の勇者の仕組みや主人公の過去など物語の根幹に関わる設定が出てきて、3巻以内には終わるかな?といった気配を漂わせている。

相変わらず世界設定や話の進み方が見事。
作中の事象を曖昧にせず主人公自身がしっかり自分なりに答えを出し、作中の戦略に組み込んでいく設定の使い方は読んでいて気分が良い。
交渉パートは自分にダメ出ししながら進んでいるところは若干言い訳じみたところを感じなくもないですが、相手を冷静にさせない空気作りから入ってるので軍師らしさが出てる良いパートになってます。

今回は交渉とか思考とか緊張したパートがありながらも突如その空気を緩めてくる、そのタイミングが絶妙でした。
シリアスパートに挟まってくるギャグで空気ぶっ壊す作品はかなり多いんですけど、これはしっかり波を把握できている。
緩急を上手く刺していく感じでテンポのよさを損ねていないのがポイント高い。
この手の作品読んでて気分が萎えることが多いですが、今作が割と評価高いのはこの辺にある。
性癖を誰よりも大事にする主人公の鑑。

ヒロインの小競り合いも増えてきてるんですけど、これはおまけですね。
設定掘り下げとかでキャラにも大分魅力が出てきてはいるんですが、なんでこんな好感度高いんだろとか思ってしまう。
まぁ出会って即落ちがいいかいつまでもぐだぐだ続くのがいいかは賛否なのでその辺に関しては言及しないものの、複数に惚れさせる必要はあったのかどうかは微妙ですね。
幼女ヒロインが得意ならいっそのことそれ一本で書いていった方が色々な意味で衝撃的だと思うんですけど…
聖女様は狂ってるけど正気なのでこの辺に関してはある意味良心といえなくもない。
このすばにおけるアクア様のような安心感。

星いつつ。

この作品が日の目を見るかは私にはわかりませんが、同レーベルから刊行されているなろうの最終兵器、通称『賢者』がアニメ化するそうで。
夏に異世界スマホが話題になりましたがアレよりもアレということでまぁアレらしい。
アニメ放映前の時点で1巻のamazonレビューがそこそこついててそれがことごとく低評価っていうのが、業界の闇の深さを感じますね。
私はこの作品知らなかったんですけどレビューの数的にラノベ読みの間ではそこそこ有名だったんでしょうか。
落第騎士で一旦上がったバトルモノラノベの評価が下がってる気がしてならない。
女神の勇者は…このままでお願いします。

今回はここまで。お相手はファミ通文庫出身の作品はなんでアニメ化微妙なん…?さぶでした。
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ラノベ感想会~ひきこもり姫を歌わせたいっ!~

デレステまさかのSRすらない子をさしおいて2週目のイベントが始まってしまいました。
どうすればいいんだいったい。
聖さんはクリスマスまで待てと、そういうことなのか…?

本読みました。


既に先々月の本になってます。
なんか先月くらいからchromeでニコニコ電子書籍使えなくなったので読むのに一々別ブラウザ起動するかタブのアプリから読まないといけなくなってしまったんですよ。
読むまでの工程でモチベーションが尽きるというか、今の今まで放置してしまっておりました。
そうでなくともラノベ読んでませんからね。
読みたいんですけども。

この『ひきこもり姫を歌わせたいっ!』ですがガガガ文庫にしては珍しく割と正統派の青春モノとなっています。
ガガガの青春モノといえばちょっと主人公がスレてたり、環境が微妙に特殊だったりと変化球気味の物が多い印象ですがこちらはそういう要素は一切なし。
天性の歌声を持つひきこもり少女と夢はでっかいけど才能に恵まれない音楽バカの主人公が出会い、絆を深め合いながら夢を追いかけるストーリー。
ヒロインの才能はあるけれども性格からそれは活かされず、主人公達が平凡さを自覚しながらも共に夢に向かって突き進む姿はさくら荘と構図が似ているかもしれない。

序盤は友人が欲しいというひきこもりの生徒と仲良くしてほしいという教師の頼み事を嫌々引き受けた主人公が、そのひきこもりの少女と友達としての交流を深めていく。
その過程が二人のトランプだったり噛み合わない会話だったりで喜ぶヒロインに対してなんとも微妙な温度差が生まれている。
そんな中偶然聞いた少女の天性の歌声に惹かれ、夢であるロックフェスの栄光を勝ち取るために少女を自らのバンド活動に勧誘する。
極端なあがり症の性格のために断られるがメンバー含めた交流を繰り返すうち徐々に改善し、ひきこもりから脱却することに成功。
そしてひきこもり姫はいよいよバンドメンバーとして正式な活動を始める決心をするといったお話。

ストーリーの軸はそんな感じですが、そこに才能の差と夢というテーマがかかってくる。
人はなりたいものになれるという先生の教えを信じて頑張ってきた主人公ですが、世間の注目を浴びたことでヒロインとの才能の差を突き付けられます。
夢をかなえるためには才能が必要でありその周りに平凡な連中がついていると価値を落とすからやめろ、とまで言われる始末。
憧れの人にそんなことを言われた主人公は失意に沈むものの、必要にしてくれる人がいることを認識し復帰する。
才能はなくともその姿を評価するものがいるのだからそのために頑張っていく。

実際に評価されているものというのは才能のある一部だけですからね。
才能がない、という人たちはその裏でどれだけ頑張れるかというところがある。
この作品は単純なサクセスストーリーというわけではなく才能が生む光と闇の部分をしっかり描写してきている感じがしました。

短い割にキャラ描写が結構詰め込まれている印象。
主人公の周りよりも主人公自身のバックグラウンドとかに尺が割かれている。
夢にこだわるわけや認められる過程までの材料によく活かされていると思う。
そのおかげか割と周りが空気というかヒロインのひきこもり改善のくだりが駆け足になってしまっている気はした。
最初は外に出るだけで吐くような人間がさらっと克服してるので、ヒロインが成長する話というよりかは主人公が認められる話としての印象が強い。

文章も全体的に癖無くてなんとなく思ったけどラノベらしい描写はない。
ラノベらしい描写というのはいわゆるアレとかコレとかですけどそういう茶番は一切存在しません。
比較的ガチめ、一つの話としてはまとまってるし悪くないかな?って感じですけどそれで終わってしまう。
ガガガにしては特徴がある系統の作品ではなかった。
悪くはないけど。

星よっつ。

今回はここまで。お相手は最近はそういうのが増えてる印象、さぶでした。

胃に穴が開くとどうなるの?

ストレスで石を飲み込んだジュゴンではありませんが胃炎になりました。
思い当たる節が多すぎてどれが原因だか全く分かりません。
タスク抱えすぎによるストレスか、見切り品のナマモノを踊り食いしたからか、強炭酸ペプシを時間がないからとイッキしたからなのか、暑さによる睡眠不足なのか、気まぐれに空腹時にエナドリ流し込んだからか。
いや…というかこんだけあったら全部原因だろ、胃が壊れてもおかしくないわ。

基本健康オタクな私がこんな生活する羽目になったのは全部夏が悪いんですよ。
睡眠不足や妙な食品類で正常な判断力が失われて全てがどうでもよくなってしまった。
なんだよこれブラック企業かよ。

もう生きてるだけで真っ黒なのでこの夏はひたすら動画と素材作ります。
書いてる途中で迷うこともありましたけど結局私が面白いと思ったものは出していくしかないのです。
キャラ崩壊なんてそもそも台本上で動いているという設定があるんだから気にする必要なんてなかった。
キレ気味になりながら台本を書いていきましょう。

今回はここまで。お相手は自身に都合のよい設定を作るのは重要である、さぶでした。

ラノベ感想会~物理的に孤立している俺の高校生活 2~

本読みました。


先月半ばの新刊です。
異能ぼっち学園ラノベの続刊でございまする。
ニコニコ電子書籍は今月頭あたりに入荷したので約半月遅れですね。
しかも感想文書くのはさらに半月遅れているという。

今回は夏休み、時期外れの転校生、イマジナリフレンドとお話する程度の能力な新キャラを半ば強引に仲間に加えつつ海に山にお祭りにと超エンジョイ!します。字面だけはね。
それと並行して前回存在があやふやだったエリアス副会長と主人公の不思議な関係についても触れていく感じ。

シナリオに前巻のような起伏は少ないものの、人といるのに妙に孤独な夏休みやら間違いも正解もない好意、エリアスが主人公に対して抱いていた単純だけど複雑な想いなど見どころとなる要素は多い。
それもとっちらからずにまとまって消化されていくので前巻同様非常に良い読後感。

新キャラは知らないことを教えてくれる奇妙な卵型の生き物メイド長なるナマモノを召喚できる異能を持ち、根っからの善人であるものの少々空気が読めないことが悩み。ツインテ神戸系お嬢様ロリ枠。
何かと頼ってしまいがちなメイド長、から独立し己の弱さを捨て一人で頑張ろうと決別するシーンがあるのですがこれがですね…結構真面目なシーンなのになんか笑えてくる。
突如口にされるイマジナリフレンドという単語とかいや、この生物消えたらお前一般人になるんじゃね…とか場所がとかそもそも別れを告げる相手が謎生物だとか。
話の整合性としても正しいんだけれどもその他の要素が微妙にかみ合ってなくてシリアスな笑いを形成している。
なんとも不思議なシーンであった。

そんな新キャラも既存キャラも差し置いてこの巻ではほぼエリアスが目立ってます。
主人公とも幼馴染で現在は敵、という関係ながら最も精神的な距離が近い相手ですからね。
前回はいまいち敵というほど敵じゃないしなんで嫌ってるのかもわからなくて存在がよくわからなかったですが、それらの理由が全てわかる。
わかりすぎてすごいメインヒロイン感出てる。
元々相棒ポジ的えんじゅさんはその地位を確固たるものにしかけてるし、愛河さんはあざといけどやっぱりみんなにやさしい。
まぁそういう作品じゃないですしね、結構空気感を大事にしてるとこありますよね。

相変わらず物理的距離はまったく誰とも縮まらないけれども主人公の夏は終わってゆきました。
異能のせいでまったく進展がないようにも思えるこの高校生活はこの先どんな動きを見せていくのか、乞うご期待ですね。

星いつつ。

今回はここまで。お相手は2mの距離感、さぶでした。

ラノベ感想会~レンタルJK犬見さん。~

イィヤッホオゥ賞与が入りました。
完全に忘れてたけど今年も賞与貰えちゃうんですね。
来年はどうか知らないしもらえるものはもらっておく主義ですよ。
猛暑対策に安いサブノートでも買おうかなどうしようかな。

本読みました。



久々の絵師買い枠です。
艦これ同人でとても健全なカワイイを押し出すことに定評のあるユメノオワリ氏であります。
ラノベ挿絵を他にもやっているのは知っていたのですが、当時は異世界系に手を出す気は毛頭ありませんでしたからね。
まぁそういう作品から今度はごく普通のラブコメってことで手を出しやすくなったと。

レンタルビデオショップに勤める主人公に突然後輩で新人な美少女店員が告白する。
しかし主人公は過去の戒めから映画好き意外とは付き合うことはできないという断固たる意志をもっている。
ヒロインは映画がトラウマレベルで苦手である、が主人公をモノにするためなら頑張ります!
妙な店員達と織りなすお仕事コメディ。

いうわけで本作は純粋なラブコメ。
最初に言ってしまうと設定に全体的に無理がある部分が非常に多い、ですが昨今で逆に希少性を増しているこのジャンルに挑戦していることは評価するべきことです。
絵師買いするにあたって一応作者の方も調べてみましたが、どうやら"普通に面白い作品"を書くことに定評があるようで。
ここ最近は新作を短期間で連続刊行するなど色々挑戦している模様。
本作はその挑戦の一つということらしい。

実際文章やキャラの掛け合いは普通に面白かったです。
お仕事コメディということでレンタルビデオ店題材にしてキャラを上手く使ってるし、ヒロインの可愛さも抑えてきてる。
ただ…それだけです。

物語全体に起伏がない、のは百歩譲ってそういうもんだからいいとしても最後にラブコメとしてオチをつけにいってるくだりくらいはもうちょっと起伏をつけるべきではないかと思った。
唐突に主人公の過去が挟まってその思い出の女の子がアレで好きになった理由もソレで面影を見て再び巡り合う、という展開が後半50ページほどで行われます。
ここまでひねりのないバックグラウンド出しておいて押しも引きもコレ、少々…というかかなり描写が足りてない。
起伏無いなら無いで最後も秘密で通してコメディ調で終わらせた方がまだ読後感がよかったと思う…
あるいは過去の描写を最初にもってきて、その後告白シーンで断る方がよりラストの印象は強まる気がしました。
いわゆるバカテス構成。

構成も惜しいですが前述した通り設定そのものも全体的にちょっと無理がある。
まず高校生である必要がない。
この手の作品にしては珍しく主人公達は18歳。
おそらくレンタルビデオ店員という性質上、そしてAVのくだりをやるための設定だと思うんですがこれなら大学生でもよかったのでは。
学校描写は皆無だしヒロインの設定も創作上の大学までならまだイケる。
進路がどうとかいう時期にラブコメとかお仕事とかちょっと状況的にリアリティに欠ける。
お仕事というリアルの追求のために別のリアルを殺している気がしてならない。

あとこれもさらっと書きましたがヒロインが主人公を好きになるまでの理由付けが弱い。
周りから浮いて落ち込んでいる時とはいえ興味もない話を一方的に話しかけられただけで恋に落ちるだろうか。
いや、印象には残るかもしれないけど…それこそ悪い意味で。
過去の話でヒロイン側からの介入が一切ないので、本当に一方的に話しかけられただけで恋に落ちてるようにしか見えない。
ここでちょっと引き気味にどうして~とか気のきいた会話一つ挟むだけでも違うはずなんですが。
あとから見て頭がいっぱいになっちゃったって実質一目ぼれなのではないだろうか。

気になったのはこんなところでしょうか。
最近ラブコメ作品でもあんまり見ないくらい最初からキャラが多くそれぞれの描写をきっちりやってるもんだから、コメディメインで恋愛描写薄めなのかなと思ったら最後ちょっと頑張っちゃうもんだから違和感が残りました。
キャラ自体はよく描けてるんですけどねぇ。
いや、主人公映画好きの割にたいして映画ネタぶっこんでこなかったのは微妙か、サブタイにネタ突っ込むくらいなら登場人物にネタしゃべらせた方がキャラ立って良いような気もするけど。

最後にイラストに関してですが、やはり良い。
ユメノオワリ氏のよさをあますところなく生かしている…んですけどなんかおかしくないですか。
普通作者が書く文章を絵師がより魅力的にすることはあっても、作者が絵師のイラストを魅力的に見せているっていうのはそうそうない。
なんというか絵師がこの作品にかっちりはまりすぎている。
漫画によってキャラ魅力を引き出すことに定評のあるこのユメノオワリ氏ですが、本作の挿絵はなんと4コマ漫画、扉もカラー漫画と最大限に力を発揮する状況が作られている。
一枚絵ももちろん強い、のですが漫画であればより強いことを知っていなければ普通はやりません。

ラノベのイラストに関しては基本的にイラストレーター側が要望を出すことはあまりない。
編集さんが文章見ながら決めていく感じ…それでも不思議とイラストレーターが描きたいと思った場所が一致していくようですが。
しかし漫画、しかもモノクロまで全部となると話は違う、誰かがやると言い出さなければならない。
あとがきによれば作者、あるいは編集が要望を出しているあたりこれは狙って作られた作品のような気がする。
完全に邪推なんですけどね。実際これは良いやり方だったし。

総合的に買って損はしないし読んでて面白い。
けど探せばいくらでも粗が出るタイプ。
こういうのは探しちゃいけないんだと思うんですよ。
でも大概の作品はその粗を隠すような大きな粗なり魅力なりで工夫してるもんなんです。
かなり堅実な作りになってるだけにこの作品はそれが目立った。
もうちょっと書き方が姑息だったらなぁと惜しい作品。

星みっつ。

今回はここまで。お相手はこれは私の創作にも共通する問題、さぶでした。
プロフィール

さんびぃ

Author:さんびぃ
イラスト描いたりゲームしたり、PCから離れられない生活をしているかと思えば突然お外に出てアクティブになったりするナマモノです。
趣味はさぶかる・麻雀・読書・小旅行・料理・お絵描き。
活動拠点はニコニコです。
色で表現すると染まりやすい

にこにこ静画:ユーザー
ぴくしぶ:プロフィール
ついった:@3535sunb
にこなま:さぶのゆゆゆ。
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